サクジツ日記。

汚部屋がカンバスに変わるまで。生きた証と彩りを踊りとともに描きたい。節約・貯蓄・ミニマリスト計画・バレエ・ダンス。そして日々のこと。

バレエの先生に今までの想いを伝えるか、伝えないか

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趣味で、クラシックバレエを習っています。

 

 

スタジオには、わたしの母世代の「大先生」、そしてわたしと同世代の「娘先生」のお二人の先生がおります。

 

 

それぞれ40年と20年、講師としてバレエやコンテンポラリーダンスを教えてこられて、

 

 

今回、娘先生がスタジオを辞め、お勤めに出られることになったのです。

 

 

わたしは娘先生の踊りがとても大好きでした。揺さぶられる先生のダンスに心から憧れて、先生みたいに踊れるようになりたい!と目標にしてきました。

 

 

ほかの生徒さんも同じように思っていたと思います。

 

 

娘先生のように踊れること、娘先生に褒めてもらうことだけをいつも考えていました。

 

 

舞台に立つ時もそうです。お客さまももちろんそうですが、なにより娘先生に日頃のレッスンの成果を見てほしくて、褒めてほしくて、認めてほしい!それだけでした。

 

 

なのに先生が、先生をやめちゃう。

 

 

あの才能を誰が引き継げるのでしょう。音を捉えるセンスは大先生でも敵いません。

 

 

正しくお手本として動ける方がもうスタジオにはいないのです。先輩がたもたくさんいらっしゃいますが、誰一人として娘先生ほどの技術を持つ人はおりません。

 

 

むしろわたしの方がましに動けるレベルです。

 

 

大先生とは何度もケンカして、娘先生の意思の固さに許さざるをえなくなったという状況でした。

 

 

3ヶ月前くらいにこの事を知らされ、先輩がた何人かは家業であるこのバレエスタジオに引き止めたけれど、その決意はやはり固かったのです。

 

 

40過ぎまでダンスだけで生きてきて、何の資格も経験も持たずに何ができるのかと考えた時に、与えられた才能を生かす以外はないのだろうと大概のひとは諦めてしまうはず。

 

 

でも何かを変えるために行動していることは本当に尊敬に値します。

 

 

だってわたしは身動きとれずに、もがいているのですし。

 

 

先生のことが大好きだから引き止めたりせずに、何があってもどこに行っても先生の好きなように生きることを応援したいと思っています。

 

 

「がんばってね!」

 

「いつも応援してる」

 

「先生の踊りが大好きでした」

 

「先生みたいになるんだ」

 

「さみしいよ〜」

 

「本当にやめちゃうの?」

 

「いやだ、行かないで・・・!」

 

 

本当は、心の底でこう思っています。

 

 

バレエやコンテンポラリーダンスを習うことの最終目標として、「先生と2人でユニゾンを踊ること」を夢見ていたこと、その夢も叶わなくなったこと。手紙に認めようか悩んでいます。

 

 

夢のために上を目指して、娘先生のレッスンをやめて他のクラスに移った時、怒らずに応援してくれた先生。

 

 

年内いっぱいで退職されます。最後のレッスンがクリスマスイブで、わたしは仕事が休めないので受けることができません。

 

 

お花やプレゼントなども渡すべきか。お手紙なんか書いて渡してご迷惑にならないか、寒くならないか、イタくないかといろいろ考えてしまいます。

 

 

お別れしても先生に踊りを見てもらう機会はあるはずと思って、これからも精進していくつもりです。

 

 

お勤めもやっぱり大変で、スタジオに戻ってくるかもしれないし、つねに娘先生の存在を意識はするつもりです。

 

 

そう考えるとお手紙書くのは少し恥ずかしい気もして。

 

 

悩んでいるうちに、明日がわたしの受けられる最後の娘先生のレッスンとなってしまいました。

 

 

手紙の下書きは少しづつ書きました。何度書き直してもまとまらないです。

 

 

どこまで心の内を話してよいのか、むしろなにも伝えない方がよいのか、決めかねます。「内に秘める美学」や「言わないことが美徳」という言葉もありますよね。

 

 

ここになら、思うがままにかけるのだけどな。